HOME > 音楽 > 音楽レモンのPVで米津玄師がハイヒールを履いてる理由が切ない! 2018年9月14日 どうも、こんにちは、ホシノです。 最近、米津玄師さんにハマっています(*‘∀‘) 「アイネクライネ」が出た時から米津さんの世界感にハマり、独特な曲の雰囲気や、深すぎる歌詞などが魅力です。 特に、最近リリースされた「Lemon」は本当に良い曲。 歌い方やメロディーも素敵ですが、なにより歌詞が深い。 悲しい歌だということはわかるのですが、ボクの頭がついてこないです(^^; 歌詞の難しさや、簡単に歌詞が見えてこないところも、米津さんの魅力なんですよね。 3月14日に、CDとDVDセットのLemonが発売されましたが、米津ファンのボクとしては、即買いでしたね。 さてさて、Lemonの曲も素敵ですが、PVも幻想的、というより儀式みたいな感じで、これまた良いんですよね。 さてさて、Lemonの曲も素敵ですが、PVも幻想的、というより儀式みたいな感じで、これまた良いんですよね。 このPV、結構解釈が難しいのですが、 なぜ女性は踊っているの?なぜ教会みたいなところが舞台なの?後半、後ろの人たちは、なぜ祈りを捧げるように手を挙げているの?途中、逆再生のところがあるけど、どういう意味?Lemonの意味ってなんなのさ! などなど、たくさんの疑問点が湧くと思います。 こういった設定や、歌詞の背景などを考えさせられるのも、米津さんワールドですよね~。 ボクが初めて、このPVを見た時にまず疑問に思ったのが、 なぜ米津さんはハイヒール(ピンヒール)を履いているの? ということでした。 男性がハイヒールを履くなんて、普段の生活じゃあまずないですし、中々印象的なシーンです。 ネット上やファンの間でも、「なんでハイヒール履いているのさ!」といった疑問や、考察がいろいろ繰り広げられています。 さて、今回は、Lemonで、米津さんがなぜハイヒールを履いているのか、というテーマで、お話します。 レモンで米津玄師はなぜハイヒールを履いているの?ハイヒールの考察に移る前に、まずこのレモンという曲全体について、簡単に考察します。 この曲の解釈する上でキーワードとなる歌詞が、 古びた思い出のホコリを払う苦いレモンの匂い今でもあなたはわたしの光あの日の苦しみさえ その全てを愛してた というフレーズがポイントになるのかな、と思います。 ①古びた思い出のホコリを払うLemonでは、「あなた」との決別や、別れを歌っています。 この「あなた」との思い出、というのは、ホコリがかぶるくらい昔の出来事なんだと思います。 それでも、この思い出は、忘れることができなく、「わたし」にとっては、「今でもあなたは私の光」とあるように、この思い出や、「あなた」を想っていることが読み取れます。 ②苦いレモンの匂い曲のサビにあるフレーズですが、恐らくレモンの匂いは、「あなた」の匂いだったのでしょう。 曲のタイトルにもなっているレモンですが、レモンの花言葉は、 心から誰かを恋しく想う という意味があります。 一見すると、誰かを恋しく思う、というのは、とても素敵なことですよね。 甘酸っぱい恋、という言葉があるように、純粋な恋をイメージする言葉があります。 この「苦いレモン」というのは、誰かを恋しく思う、甘酸っぱい恋と、対照的な意味を表しているんだと思います。 レモンの言葉自体は、誠実な愛を意味していますが、それが苦いんです。 となると、 心の底から思う誠実な愛だけど、想うだけで苦しくなる。 といったニュアンスが解釈できます。 では、なぜ苦しくなってしまうのか?それは下記のフレーズとも関わっています。 ③今でもあなたはわたしの光同じく、サビで印象的なフレーズです。 サビ全体の歌詞から考えると、どうやら、「あなた」は「わたし」の遠い存在になってしまったんだと思います。 PVの撮影地が教会、また祈りをイメージするようなシーンから察すると、恐らく「死」を意味しているんだと思います。 「あなた」がどこかに行ってしまっても、今でも、「わたし」はあなたを思っているし、心の支えになっているよ。 といった意味なんだと解釈できます 心の底から「あなた」のことを思っているけど、想うだけでしんどいんです。なぜなら、「あなた」もういないから、ということですね。 いや~切ないです…。むしろ、こんなに誰かを思ってみたいな~。 ④あの日の苦しみさえ その全てを愛してたなぜ「あなた」がいなくなってしまったのか、という点については、歌詞から考察することは難しいです。 この「あの日」になにがあったのかわからないですが、2人に大変なことがあったんだと推測できます。 「ワタシ」は「あの日」にあったことを含めて、心底「あなた」を愛していた、ということをラストのサビで歌っています。 ハイヒールを履いている理由は4つ!さて、レモンのものすごく簡潔にまとめると、 もう亡くなってしまった「あなた」を心の底から愛してるよ! という歌になります。 ざっくりしすぎてごめんなさい…汗 そのことを踏まえながら、ハイヒールのなぜ履いているのか、ということを考察していきます。 個人的には、ハイヒールを履いている理由として、4つのことが考えれられます。 ①「あなた」が履いていたハイヒールだったから歌詞に度々登場する「あなた」。 恐らく恋人なんだろうと思いますが、この「あなた」が履いていたハイヒールだったからこそ、遺品として持っているためだと考えられます。 女性が踊りながらもがくシーンがありますが、このシーンでも、印象的なのがハイヒール。 この女性=あなた、であり、ハイヒールを履いた米津さん=わたし、とも考えることができます。 歌詞に「切り分けた果実の片方の様に」とありますが、この果実とは、レモンとハイヒールをかけているんだと思います。 ②欠陥品としてのレモンの意味からレモン=果物というイメージが強いですが、辞書を引いてみると、 不完全欠陥品 といった意味も出てきます(他にも馬鹿な人という意味も出てきます 笑) アメリカでは、スラングとして使われることも多いこの意味ですが、なぜ「不完全」という意味があるのか。 それは、レモンの見た目にあります。 レモン=酸っぱい、というイメージがボクたちの頭にはありますが、レモンの知らない人にはそれがありません。 つまり、外見の黄色さからは、その酸っぱさ、味が想像できないんですよね。 そういった理由から、例え中身に問題があっても、外見からは欠陥があるかどうかはわからない、といった欠陥品としての意味があります。 このLemonの歌詞も、「あなた」がいなくなった「わたし」は欠陥品ということを表したかったのかもしれません。 その象徴として、ハイヒールを履いて、不完全さ、欠陥を表したのかもしれないですね~。 ③レモンの花言葉から上記でお話したように、レモンには心から思っている愛、という花言葉があります。 誠実な愛とも捉えることができますが、忠誠的な愛とも捉えることができます。 PV後半では、祈りを演出するシーンがあり、 ハイヒールを履くことで、いなくなってしまった「あなた」への忠誠、また愛情を表しているのかもしれません。 PV全体を見ると、祈りや、儀式っぽい感じの雰囲気がありますよね。 ④ただ単に米津さんがハイヒールを履きたかったから最後の理由としては、コレです(笑) 米津さんは高身長としても知られています。身長188cmのノッポさんです。 これだけ高身長だと、身長を高くするようなハイヒールとは無縁だと思います。 だからこそ興味本位として、ハイヒールを履いてみたい!と思ったのでは、とも考えられます(^^; 可能性としてはなくはないですが、この理由でハイヒールを履いていたらちょっとショックですよね…。 ここまでの考察が無駄になりますね(笑) まとめさてさて、今回は、米津玄師さんのLemonに出てくるハイヒールについて考察してみました。 ネット上での意見を見てみると、やはりハイヒール=愛情の象徴といった意見が多くあります この記事を見て、他の意見や考察もあるよ!という方がいたら、教えてくださいね! それでは、今回はこのへんで!ほなまたね! Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -音楽